エサへのこだわり

エサへのこだわり

FEED

卵の美味しさは、エサで決まります。

アラ養鶏の美味しさを受け継ぐ「マリンエッグ」。

1950年(昭和25年)、床鍋養鶏の創業者である床鍋嘉信は、父・友次郎と共に50羽の鶏を飼育し、“アラ養鶏”を始めました。アラ養鶏とは、捌(さば)いた魚の残りなどの「アラ」をエサとして鶏に与えるものです。アラ養鶏で育てた鶏が産んだ卵は、非常に濃厚で旨味が濃いのが特長です。現経営者で2代目となる床鍋嘉昭は、少年の頃に食べたアラ養鶏のたまごの美味しさが忘れられず、「いつかあの時食べたような味の濃い、美味しいたまごを作りたい」と強い思いを抱いていました。それから年月を経て研究を重ね、開発されたのが「マリンエッグ」です。「マリンエッグ」はあのときのアラ養鶏のたまごの美味しさを伝承しています。アラ養鶏にヒントを得て、イワシなどの青魚の魚粉や海藻などを独自に配合した専用飼料を鶏に与えることで、濃厚で旨味とコクが深い「マリンエッグ」を生産しております。

この土地ならではの素材を生かす。

「マリンエッグ」はもちろん、「越のきらり」や「とこたまα」にも、同様に独自の配合で原料からこだわったオリジナルの飼料を使っております。

「越のきらり」は、豆腐を製造する際に毎日生まれる副産物の「おから」や、富山県産の米ぬかを混ぜて発酵させ、ハーブとともにエサにブレンドして鶏に与えております。

「とこたまα」は、地元・小矢部市でつくられたお米と、必須脂肪酸『α-リノレン酸』を多く含むアマニを飼料に配合しています。この土地だからこそ手に入る素材を生かして、自社の飼料工場で基礎的な飼料にオリジナルの原料をブレンドして、鶏に与えております。

自家配合へのこだわり。

当社は、エサづくりから養鶏までを一貫して行っていますが、自家配合で飼料を生産している養鶏場は、全国的には希少な存在です。それは、手間と費用がかかることから、多くの生産者から敬遠されるからです。

しかし、私たちはこのエサづくりこそ、こだわらなければならないと考えます。

美味しいエサから生まれた卵は、それぞれに“味”があります。

たまごは、放し飼い(平飼い)をしているから美味しくなるわけではありません。

よいエサを鶏が食べることで、卵の味や美味しさが向上します。

私たちは、手間や費用がかかってでも、味の良い、美味しい卵を作りたいという一心で、自家配合と、飼料の研究・開発にこだわり続けています。

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